スパイクを使って音質を良くする方法
タヒボ茶の美味しい飲み方にも色々ありますが、スパイクを使ってスピーカーから出る音質を良くしようという方法は、次の理屈に根拠があります。
1.スパイクの頂点は、点接触となる。
2.そのスパイクに荷重をかけると、点接触の一点に加わる圧力が、換算値で数トンに及ぶ。
3.そのために、点接触となっている個所を振動が通過することが出来なくなり、接触点で熱に変換されて消費される。
4.従って、スピーカーの場合には、スピーカーエンクロージュアがユニットの動作によって起こす振動を、床に伝えないために用いられる事が多い。
だから同じ目的なら、最初からフェルトを敷いてもいいんじゃないかと思ってしまいますが、おじいさんの理解が間違っていると思う人は、マネしないでください。
また大理石や人造石で作った、オーディオボードと称する製品は、その自重で振動を抑え込めるだろうという効果を狙っていると思いますが、よくこれをスパイクと組み合わせて「完璧」というのが定番なようで、見た目だけはどんどん立派になっていくのです。
屋根瓦のかけら程度の大きさ重さのものが、どんな振動をも完璧に抑え込めると考える人は、何枚でも買って構わないと思います。
だから、まずスパイクを調整してみて、それでもだめなら先輩に相談されることをお奨めします。